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 栃木県、令和3年度クビアカツヤカミキリの被害状況を報告

発表日:2022.04.19


  栃木県は、特定外来生物クビアカツヤカミキリ(学名:Aromia bungii)の被害状況等について公表した。同種は、サクラやモモなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまうことから対策が急がれている。同県では、平成28年に足利市で初めて確認され、その後も被害が後を絶たない。公園、住宅地等における被害木について、令和3年度は新たに979本の被害を確認し、被害木は累計で2,239本となった。果樹園では、平成30年度以降、被害樹率はほぼ横ばいとなった。生息域の拡大抑制のため、被害木伐採への補助や、農業者への防除指導などに取り組むといい、引き続き市町と連携して県全域での監視と防除対策を実施していくという。

情報源 栃木県 報道発表
機関 栃木県
分野 自然環境
キーワード 特定外来生物 | 伐採 | 栃木県 | クビアカツヤカミキリ | 防除指導 | 被害 | 果樹園 | 被害木 | 被害樹率
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