大阪市は、大阪市内の都市公園において、特定外来生物のクビアカツヤカミキリ(学名:Aromia bungii)が確認され、防除を実施していると発表した。平成30年6月27日、大阪市職員が大阪市内の都市公園においてクビアカツヤカミキリと疑わしい昆虫1匹を発見し、7月2日に当該昆虫がクビアカツヤカミキリであることが確認された。クビアカツヤカミキリは、体長22-38 mm、体全体は光沢のある黒色で前胸背板は明赤色で、側面に頑丈なとげ状の瘤を一対もつ昆虫。サクラ、ウメ、カキ、モモ、ポプラなどに寄生しての樹木を弱らせ、枯死の原因となることがある。発見された昆虫は捕殺され、木くずと糞の混合物が見られた樹木1本に薬剤を散布しているが、同市が周辺を調査したところ、公園の周囲半径1キロメートル圏内のバラ科の樹木1本でクビアカツヤカミキリが生息していた痕跡が確認された。成虫が他の樹木へ移動することを防ぐため、樹木にネットを巻き付けるなどの防除を実施しているという。
情報源 |
大阪市 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 大阪市 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 防除 | 特定外来生物 | 大阪市 | ポプラ | サクラ | クビアカツヤカミキリ | ウメ | カキ | モモ |
関連ニュース |