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 脱炭素化支援機構、バイオマス由来エタノール製造販売会社へ出資

発表日:2024.01.30


  (株)脱炭素化支援機構(JICN)は、(株)ファーメンステーション(本社:東京都墨田区)に支援決定及び出資をおこなった。ファーメンステーションは、独自の発酵技術により未利用資源を再生・循環させる社会を構築することを目的として、長年の蓄積によって培われた発酵用微生物のライブラリを元に、多様な未利用バイオマス資源から多様な高付加価値バイオ素材を生成している。通常、産業廃棄物として処理されるような、エタノール蒸留後に残る生成物に関して役割を見出し、機能性原料や栄養価のある飼料など連鎖的な資源循環のエコシステムを構築している。これまで、オーガニック米由来のオーガニックエタノールをはじめとした多様な発酵原料を製造販売しており、化粧品、日用品、衛生用品などの最終商品を自社ブランドとOEM供給で製造・販売、多種多様な企業との共創事業により未利用バイオマスの再生とバイオ素材開発を実施している。出資を受け同社は、更なる製造能力の拡大、分析の高度化および研究開発によるライブラリの充実化を進めていく。

情報源 環境省 報道発表資料
(株)脱炭素化支援機構 報道発表
機関 環境省 (株)ファーメンステーション
分野 地球環境
環境総合
キーワード 未利用資源 | エタノール | バイオマス資源 | ファーメンステーション | 脱炭素化支援機構 | OEM | 発酵用微生物 | オーガニックエタノール | バイオ素材 | 再生循環
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