積水化学工業(株)と米国ランザテック社は、廃棄物を分別することなくエタノールに変換する生産技術を開発した。同技術は、廃棄物の雑多・不均質であり、含まれる成分・組成の変動が大きいことによる、扱いの難しさを解決するため、1)雑多なごみを化学的組成が単一の原料に変換する「ガス化技術」、2)「微生物触媒」によるエタノールの生産と、それを具現化するための「ガス精製技術」、3)ごみ中の成分変動にアジャストしてエタノールを生産する「培養コントロール技術」、を組み合わせたもの。オリックス資源循環(株)のごみ処理施設(埼玉県寄居町)の構内にパイロットプラントを建設し、実際に収集した一般廃棄物・産業廃棄物等を使用した実証を2014年より3年間、実施した結果、極めて高い生産効率でエタノール化することに成功した。今後は、2019年度に実用プラント稼働を目指すという。
情報源 |
積水化学工業(株) プレスリリース
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機関 | 積水化学工業(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 微生物 | 産業廃棄物 | 廃棄物 | 一般廃棄物 | 積水化学工業 | ガス化 | エタノール | オリックス資源循環 | ランザテック社 |
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