東京都と日本気象協会(JWA)は、TOKYO「熱中症ゼロへ」アクション事業を開始した。これは、都内の熱中症死亡者ゼロを目指し、熱中症予防に関するイベントへの講師派遣や熱中症対策に関する情報発信等により、「未来の東京」戦略を推進する事業である。日本気象協会は、民間気象コンサルティング企業の先駆けとして1950年に誕生。気象データを活用した商品需要予測や電力需要予測、気候変動対策などのコンサルティングにより、気象データのビジネス利活用を提案している。日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、熱中症を減らし、熱中症での死亡者ゼロを目指すもの。2013年夏のプロジェクト発足から、活動12年目となる2024年は「地球沸騰化時代の熱中症対策」をテーマに、熱中症の予防啓発活動を実践、気象災害である熱中症への防災意識を高め、暑さに備えるための情報発信を強化するという。