NTTファシリティーズは、データセンターのサーバーを全て液冷方式にするプロジェクトを進めている。このプロジェクトでは、全てのサーバーを液冷方式にすることで、発熱量の約65%を液冷で冷却、サーバー冷却用消費電力を約50%削減できると試算している。また、液冷の「LCMR:Liquid Cooling Machine Room」と空冷の「ACMR:Air Cooling Machine Room」を分けて配置することで、セキュリティを担保しつつ、保守スペースの確保とメンテナンスの品質向上、サーバー増設時の拡張性を実現する。次世代型データセンターでは、「プレクールコイルウォール™」を建物外周に設置し、自然冷却を行う。また、サーバーからの廃熱をオフィスの暖房や給湯用途、周辺地域への温水熱源として利用し、地域全体の省エネルギーに貢献する。今後、次世代型データセンター構想の早期実現に向け、クラウドベンダーやNTTグループのニーズに応え、技術検証や廃熱利用、省エネ性能向上の検討を進める。
情報源 |
NTTファシリティーズ ニュースリリース
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機関 | (株)NTTファシリティーズ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネ | NTTファシリティーズ | データセンター | カーボンニュートラル | 廃熱利用 | メンテナンス | 液冷方式 | プレクールコイルウォール™ | 高密度化 | 自然冷却 |
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