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 経産省、洋上風力産業の発展を見据えて新たな人材育成枠組みを構築

発表日:2024.06.21


  再エネ海域利用法に基づき、洋上風力発電施設が続々に開発され、商用運転に移行する施設が増えている。そうした情勢を踏まえ、経済産業省は洋上風力発電に関わる事業者が新たに立ち上げる組織・洋上風力人材育成推進協議会(ECOWIND)と連携し、産業界と教育・研究機関が推進する人材育成活動の支援を開始する。新規発電所の建設や商用運転の移行に伴い、発電設備の維持管理に関わる人材の不足が予想される。他方、国内で優秀な人材を輩出していく流れができれば国際競争力の強化にもつながる。同省は専門知識を学ぶカリキュラムや訓練施設の整備を支援してきた実績がある(2022年度~)。長崎大学と発電事業者の連携や、日本郵船株式会社が秋田県立男鹿海洋高校の設備を利用した訓練施設の整備などがその一例だ。ECOWINDは産業界と教育・研究機関が連携して人材育成に取り組む。同省は専門分野のスキルを解説する副読本を作成し、学生と企業をつなぐ活動の一部を支援する。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省
分野 環境総合
キーワード 経済産業省 | 教育機関 | 維持管理 | 洋上風力発電 | 国際競争力 | 人材育成 | 産業界 | カリキュラム | ECOWIND | 訓練施設
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