立命館大学の重富准教授らの研究チームは、日本の家庭から発生する食品ロスとそれによる温室効果ガス排出量を解析し、世代別の食生活による影響を明示した。研究結果によると、上の世代ほど一人あたりの食品ロス量が増加し、最も若い世代と最も高齢な世代では約2.8倍の差があった。このままの食生活が続くと、少子高齢化による人口減少があっても家庭系食品ロスは微減に留まるため、世代ごとの食生活の違いに着目した対策が重要であることが示唆された。本研究成果は、2024年10月21日に国際ジャーナル「Nature Communications」に掲載された。
情報源 |
立命館大学 NEWS & TOPICS
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機関 | 立命館大学 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 温室効果ガス | 食品廃棄物 | 持続可能性 | 食品ロス | 食生活 | 少子高齢化 | 家庭系食品ロス | 世代別解析 | 環境システム分析 | ライフサイクル分析 |
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