セイコーエプソン(エプソン)は、乾式製紙機・PaperLabを用いた紙資源循環の実証実験を開始する。この実証実験は、情報技術を活用したソリューション提供を展開するインフォファーム、食品関連事業を展開するヤマ食(岐阜県岐阜市)、および金属加工を専門とする髙橋金属(滋賀県長浜市)と共同で実施される。──PaperLabは、水を使わずに使用済みの紙を再生するエプソンの乾式オフィス製紙機である。2024年11月21日から、各社に機密文書を内容が判読できなくなるレベルまで細断し、そのまま再生可能な形状にする紙源プロセッサーを設置する。セキュリティーを担保しながら紙資源循環に取り組むことができるか否かが、実証の大きなポイントとなる。また、実証実験の目的は、複数企業が連携して紙資源循環を実現するスキームの構築である。具体的には、①新型PaperLabおよび紙源プロセッサーを導入する企業が参画企業を募り、各種サービスを提供することで安定して古紙を回収するスキームの有効性、②複数企業が連携して「古紙の回収~再生紙の生産~再生紙の配布・活用」を実現する流通/運用スキームの有効性、③紙循環活動および再生した紙の活用による従業員や参画企業の顧客などの環境意識の向上度、を検証する予定だ。
情報源 |
エプソン ニュース(トピックス)
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機関 | セイコーエプソン(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 実証実験 | 持続可能性 | 資源循環 | 環境貢献 | 乾式オフィス製紙機 | セキュリティー | 低環境負荷 | 機密文書 | 紙資源循環 | 新型PaperLab |
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