新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、太陽光発電の導入拡大に向けた技術開発を目的とする「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」において、研究開発テーマ20件と動向調査テーマ4件の計24件を採択した。
本事業は、2025年3月に策定された「太陽光発電開発戦略2025(NEDO PV Challenges 2025)」に基づき、2050年のカーボンニュートラル実現を目指すものである。本戦略では、次世代型太陽電池の開発、設置場所に応じた発電システムの開発、長期安定電源化技術、資源循環型リサイクル技術、共通基盤技術の整備が重点項目として掲げられている。
採択されたテーマには、ペロブスカイト太陽電池やCIS型軽量タンデム太陽電池の開発、農業ハウスや商用車向けの発電システム、日射量の高精度予測技術、建材一体型モジュールのリサイクル技術などが含まれる。――実施予定先には、東京大学、京都大学、産業技術総合研究所、カネカ、東芝、京セラ、三井住友建設、中国電力、セブン‐イレブン・ジャパンなど、大学・研究機関・民間企業が多数参画している。また、動向調査では、技術・市場・国際協力・標準化に関する調査が予定されており、みずほリサーチ&テクノロジーズ、三菱総合研究所、早稲田大学などが担当する。
情報源 |
NEDO ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 太陽光発電|次世代型太陽電池|ペロブスカイト|CIS型電池|設置技術|長期安定電源化|リサイクル技術|共通基盤技術|エネルギー基本計画|カーボンニュートラル |
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