東京ガス(株)、大阪ガス(株)、東邦ガス(株)のガス三社は、ビル用マルチエアコン(3万m2以下の中小規模ビル向けの空調システム)で最高の省エネ性を達成した超高効率ガスエンジンヒートポンプを、アイシン精機(株)、三洋電機(株)及びヤンマーエネルギーシステム(株)と共同開発したと発表した。2011年4月から、事務所ビル、商業施設、学校、病院、工場などに向けて順次販売を開始する予定。この製品は、年間の使用状況を踏まえた通年エネルギー消費効率(APF)が、最大で5.6相当を達成し、ビル用マルチエアコンで最高効率となった。これは、熱交換を行うフィンの数を増やすことや、エンジンを小型化することなどにより実現したもの。同製品のラインアップは、冷房能力45~85kW(16~30馬力)であり、これまでの同じ冷房能力45kW(16馬力)のガスエンジンヒートポンプと比べ、一次エネルギー消費量を年間最大約19%、CO2排出量を最大約20%低減できるという。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
大阪ガス(株) プレスリリース 東邦ガス(株) プレスリリース |
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機関 | 東京ガス(株) 大阪ガス(株) 東邦ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ヒートポンプ | 省エネルギー | CO2 | 大阪ガス | 東京ガス | エアコン | 東邦ガス | 冷房 | 高効率 | ガスエンジン |
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