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 古河電気工業(株)、スマートグリッド新事業推進室を設置

発表日:2010.08.13


  古河電気工業(株)は、2010年8月16日付けで、社長直轄の組織として「スマートグリッド新事業推進室」を横浜事業所に設置すると発表した。スマートグリッド技術とは、情報通信技術の活用により、太陽光発電等の分散電源や需要家の情報を収集する、高効率・高品質・高信頼度の電力と情報の双方向供給技術のこと。同社はこれまで、超電導をはじめとする送電・配電用のケーブル、電力機器、蓄電システム、光伝送システム、ネットワーク機器、自動車部品等のスマートグリッド関連技術を長年にわたって開発しており、現在も、アメリカのNew Mexico州で行われているNEDO((独)新エネルギー・産業技術総合開発機構)の実証試験に参加している。今回の新組織の下、同社は、これまで複数のカンパニー・研究所やグループ関連会社に分散していたスマートグリッド関連の技術を統合するとともに、対外窓口の一本化により顧客情報を迅速に集約し、製品開発に活かすことで、新事業の企画・提案力を高めていくという。

情報源 古河電気工業(株) ニュースリリース
機関 古河電気工業(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | NEDO | 実証 | IT | 超電導 | 蓄電 | スマートグリッド | 送電網 | 古河電気工業
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