(株)東芝は、太陽光発電等の蓄電システム(定置用)および電気自動車向けにセルの容量を60Ahに高めた二次電池「SCiB(スーパーチャージイオンバッテリー)」を開発し、平成22年度中に供給を開始すると発表した。今回開発したセルは、新材料の採用および充填技術の開発により、急速充電性能、長寿命、低温特性などのSCiBの特性はそのままに、体積エネルギー密度を従来比約1.3倍の約230~約270Wh/Lに高めることにより、高容量化を実現した。これにより、太陽光発電所やスマートグリッドなどで利用される大規模蓄電システムへの適用や、電気自動車の航続距離向上が可能となるという。同社は、この高容量セルを自動車向けに加え、社会インフラ事業である電力貯蔵、太陽光発電、交通、産業分野などにも展開していくという。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
|
---|---|
機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 電気自動車 | 長寿命 | 東芝 | 蓄電 | 充電 | スマートグリッド | 二次電池 | SCiB | 高容量 |
関連ニュース |
|