住友商事(株)および中国住友商事会社は、中国の水事業最大手である北京首創股份有限公司(北京キャピタル)およびその子会社である首創(香港)有限公司(北京キャピタル香港)と、水インフラ関連事業で提携することに合意した。また、事業提携の一環として、住友商事グループは、北京キャピタル香港と共同で香港に設立する事業投資会社(JV)を通じ、中国山東省、浙江省における下水処理事業(下水処理能力:日量合計29万トン)に参画する。今回の提携では、住友商事(株)が日本の水処理関連技術の導入を行い、北京キャピタルが中国国内の水事業にかかるノウハウを提供するという。さらに今後、共同事業の規模拡大を図り、将来的には第三国での水インフラ関連事業への共同参画を検討するほか、水インフラ関連事業のみならず、廃棄物や汚泥の処理などの環境技術分野においても提携規模の拡大を目指すという。