パナソニック(株)は、同社のオートモーティブシステムズ社 松本工場(長野県松本市)が、日本国内の工場緑地で初めてJHEP認証[将来見込型]を取得したと発表した。JHEP認証とは、(財)日本生態系協会が開発した生物多様性定量評価手法にもとづく認証制度。今回、同社の工場緑地における以下の取り組み計画が客観的に評価され、生物多様性の保全に貢献するものであることが認定された。(1)緑地管理方針の見直し:「共存の森活動」(工場敷地内で社員が主体的に行う緑地づくり)では、 今後は在来種を残し園芸種や外来種の樹木を優先的に間引く。また、樹高管理は一律とせず、倒木の危険があるもので実施。(2) 樹林内に立枯木を新たに配置する。(3)現在の芝生の一部(約250m2)をススキ草地へ転換する。なお、同社では、今回の認証を第一歩として、他の工場や事業場でも参考にし、工場緑地を対象とした生物多様性保全活動を今後さらに加速していくという。
情報源 |
パナソニック(株) プレスリリース
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機関 | パナソニック(株) |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 外来種 | 生物多様性 | 工場 | パナソニック | 認証 | 緑地 | 在来種 | JHEP | 日本生態系協会 | 立枯木 |
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