農林水産省と環境省は、平成22年10月11日(月)~15日(金)に、愛知県名古屋市で開催された「生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書」第5回締約国会議(COP-MOP5)の結果を公表した。同会議の全体会合において、全てのCOP-MOP5決定の採択が行われ、「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済についての名古屋・クアラルンプール補足議定書」が全会一致で採択された。カルタヘナ議定書「責任と救済」は、遺伝子組換え生物(LMO)の国境を越える移動により、生物多様性及び持続可能な利用に損害が生じた場合の責任と救済に関して、締約国が講ずるべき措置を規定するもの。同規定については、2004 年に交渉が開始され、今回、6 年の歳月を経てようやく補足議定書が採択された。このことは、2003 年のカルタヘナ議定書発効以来最大の成果といえるという。
情報源 |
農林水産省 報道発表資料
環境省 報道発表資料 |
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機関 | 農林水産省 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 農林水産省 | 生物多様性条約 | カルタヘナ議定書 | 名古屋市 | COP10 | 遺伝子組み換え生物 | LMO | 名古屋・クアラルンプール補足議定書 | COP-MOP5 |
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