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 愛知県、間伐材のチップを燃料とした施設園芸用ボイラーの実証事業を実施

発表日:2010.10.29


  愛知県は、再生可能なエネルギー源として注目されている木質バイオマスのエネルギー活用に係る実証調査として、間伐材のチップを燃料とした施設園芸用ボイラーの実証事業を実施すると発表した。同事業は、総務省の「緑の分権改革」推進事業のうち、「観光立国・地域活性化戦略」の施策として、地域のクリーンエネルギー資源の賦存量・利用可能量の把握とその活用に係る実証調査に採択されたもの。今回、今後の施策の参考とするため、間伐等の森林整備に伴って発生する、建築用材に適さない低質な木材を、チップ加工して供給する際のコストや問題点等を調査する。また、木材チップを燃料とする温水ボイラーを、既存の重油ボイラーの代替として使用し、ハウス内の温度制御、燃焼の安定性等の性能面や、日常管理の手間等の問題点と加温コストを明確にするという。実証期間は、平成22年10月から平成23年3月まで。

情報源 愛知県 記者発表資料
機関 愛知県
分野 地球環境
自然環境
水・土壌環境
キーワード 再生可能エネルギー | 実証事業 | バイオマス | ボイラー | 森林管理 | 間伐材 | 愛知県 | 緑の分権改革 | 園芸 | チップ
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