農林水産省は、「バイオマス活用推進基本計画」が閣議決定されたと発表した。同計画は、バイオマス活用推進基本法に基づき作成されたもので、その概要は以下のとおりとなった。1)基本的な方針:バイオマス供給者である農林漁業者、バイオマス製品の製造事業者、地方公共団体、関係府省等が一体となって、バイオマスの最大限の有効活用を推進。2)国が達成すべき目標(目標年次:2020年):600市町村でバイオマス活用推進計画を策定し、バイオマスを活用する約5,000億円規模の新産業を創出するとともに、炭素量換算で約2,600万トンのバイオマスを活用する等。3) 政府が総合的かつ効果的に講ずべき施策:目標の達成に向けて、バイオマスの活用に必要な基盤の整備、農山漁村の6次産業化等によるバイオマス製品等を供給する事業の創出、研究開発、人材育成等を推進。4)技術の研究開発に関する事項:バイオマスの新たな有効利用技術の開発、バイオマスの収集・運搬から加工・利用までの総合的な技術体系確立の推進とともに、新たなバイオマス資源(藻類等)の創出を推進。
情報源 |
農林水産省 報道発表資料
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機関 | 農林水産省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 農林水産省 | バイオマス | 技術開発 | 藻類 | 市町村 | 基本計画 | 農林漁業 | 活用推進 | 第6次産業 |
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