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 三井造船(株)、ライフサイクルのCO2排出削減に寄与する一般可燃ごみ選別システムを開発・販売開始

発表日:2011.01.13


  三井造船(株)は、(株)タジリと共同で、一般可燃ごみからメタン発酵に適した生ごみ等のバイオマス資源を選別・回収するシステムを開発したと発表した。今回開発されたシステムは、遠心力や風力を利用することで、一般可燃ごみから、メタン発酵用のバイオマス資源(生ごみ等)と、焼却による熱回収に適したごみを効率的に選別することができるのが特長。同システムは、全国の自治体で導入が検討されている次世代型のコンバインド型処理施設(メタン発酵設備と焼却炉を組み合わせた施設)に適用可能であり、選別された生ごみ等をメタン発酵設備でバイオガスとして有効利用することで、今まで生ごみを燃やすことによって排出されていた分のCO2の排出削減に寄与する。同社は今後、全国の自治体や廃棄物処理業者向けに、ニーズに合わせた同システムを提供していくことで新しいごみ処理方式を提案し、資源循環型社会構築に寄与していくという。

情報源 三井造船(株) プレスリリース
機関 三井造船(株) (株)タジリ
分野 ごみ・リサイクル
キーワード CO2 | バイオマス | バイオガス | 三井造船 | 廃棄物 | 生ごみ | メタン発酵 | 資源循環 | 可燃ごみ | タジリ
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