住友商事(株)は、イタリア南部プーリア州で、発電容量9.7MWの太陽光発電事業に参画すると発表した。同事業は、ドイツの大手太陽光発電ディベロッパーであるS.A.G. Solarstrom AG (SAG)が設立したプロジェクト会社2社(5MW,4.7MW)により、プロジェクト開発及びプラント建設が行われ、このたび商業運転を開始したもの。同社は今回、当該プロジェクト会社2社の株式をそれぞれ85%取得した。イタリアはドイツ、フランスなどと並び、太陽光発電市場の拡大が最も期待される国のひとつであり、再生可能エネルギー利用推進のためにフィードインタリフ制度が導入されている。今回の事業も同制度の適用を受け、政府機関であるGSE(Gestore dei Servizi Energetici)に対し、約43ユーロ・セント/kWh(約47円/kWh)で20年間にわたり売電を行う。なお、今回の案件は、同社としてはイタリアで初めての大規模太陽光発電案件だという。
情報源 |
住友商事(株) ニュースリリース
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機関 | 住友商事(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | ドイツ | 住友商事 | 売電 | イタリア | フィードインタリフ | SAG | GSE |
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