環境省は、ジフェニルアルシン酸(DPAA)等のリスク評価第2次報告書を公表した。同省では、平成15年に茨城県神栖市で、有機ヒ素化合物であるDPAAによる環境汚染に起因すると考えられる健康影響が確認されたことを受け、DPAAの健康影響に関する調査研究を実施。平成20年3月には、これまでに得られた科学的知見及び有機ヒ素化合物に関する内外の知見を総合的に評価し、DPAAの健康リスクについて取りまとめた中間報告書を公表している。今回、この中間報告書以降の調査研究(動物実験や人への健康影響調査)により得られた知見を加味し、ワーキンググループなどで、DPAAの健康リスクについて検討した結果をとりまとめた。同報告書によると、これまでの研究結果から、地下水中のDPAA濃度が0.01mgAs/L以下であれば、人への毒性は認められないという暫定的な指針を見直す必要はないという考えが示された。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 環境省 | 報告書 | 健康リスク | 環境汚染 | 健康影響 | リスク評価 | ヒ素 | DPAA | ジェフェニルアルシン酸 | 神栖市 |
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