国土交通省は、トヨタ自動車(株)から申請のあったE10対応車2台について、平成20年3月14日、道路運送車両の保安基準に基づく試験自動車として国土交通大臣認定を行った。この車両は、環境省の「地球温暖化対策技術開発事業」(E10利用実証事業)による大阪府での走行実験用車両として提供される予定。E10対応車が大臣認定により公道走行するのは2例目となる(1例目は日産自動車(株))。今回の走行実験では、バイオエタノール・ジャパン・関西(株)が建設廃木材や木くず等の廃棄物を活用し、食料と競合しない木質系のバイオエタノールを製造。これをガソリンに10%混合したE10燃料が使用される。公道走行試験により得られたデータ(部品の劣化状況の有無、排出ガス試験データなど)は同省に報告され、道路運送車両の保安基準(省令)の検討に活用されるという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
トヨタ自動車(株) ニュースリリース |
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機関 | 国土交通省 トヨタ自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオエタノール | E10 | 大阪府 | 国土交通省 | トヨタ自動車 |
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