国土交通省は、三菱自動車工業(株)から申請のあったE10対応車(燃料としてガソリンにエタノールを10%まで混合したものを使用することができる自動車)1台について、平成21年8月5日、試験自動車として国土交通大臣認定を行い、岡山県で走行試験を開始すると発表した。これにより、国内で6例目のE10対応車が公道を走行することになる。今回の公道走行試験は、岡山県が低炭素・資源循環型社会の実現を目指して推進する「グリーンバイオ・プロジェクト」において、木材(間伐材、廃材)や可食部分を除いた農業生産物のセルロースからバイオエタノールを製造し、これをガソリンに10%混合することにより生成されたE10燃料を使用し行うもの。同試験により得られたデータ(部品の劣化状況の有無、排出ガス試験データなど)は同省に報告され、道路運送車両の保安基準(省令)の検討に活用されるという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオエタノール | 三菱自動車工業 | E10 | バイオマス | 国土交通省 | セルロース | 間伐材 | 岡山県 |
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