環境省は、東日本大震災の被災地における海洋環境のモニタリング調査結果(速報)を公表した。この調査は、被災地の海洋環境について緊急的に有害物質等のモニタリングを行うもので、今回、分析が終了した生活環境項目及び放射性物質の測定結果(速報)を公表した。1)生活環境項目(生活環境の保全に関する環境基準)では、環境基準値と比較して問題となる値はなかった。2)放射性セシウムについては、7測点で調査を行い、海水中の濃度は全て不検出だった。また、海底土の濃度は、セシウム134では不検出~620Bq/kgの範囲、セシウム137では24~760Bq/kgの範囲であった。なお、これらの結果については、文部科学省が他の機関による調査結果とあわせて取りまとめ、評価される予定だという。同省では今後、PCB、ダイオキシン類、油分等の測定結果について、結果がまとまり次第、公表する予定としている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 有害物質 | 海洋環境 | 放射性物質 | 放射性セシウム | 東日本大震災 | 海底土 | 被災地 | 生活環境項目 |
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