川崎重工業(株)は、スイス国内のガスタービン・コージェネレーションシステム向けに、発電出力1.7MWクラスのガスタービン発電設備を受注したと発表した。この設備は、天然ガス焚きのガスタービン発電設備で、発電効率は約27%に達し、スイスのESCO事業者であるバーゼルシュタット州営エネルギー社(IWB)によりガスタービン・コージェネレーションシステムとして設置される。同システムにより発生する電力とガスタービンの排熱から回収した蒸気は、IWBがバーゼル市内で実施予定の地域暖房事業に供給されるという。同システムの稼動開始は、2012年3月の予定。同社は今後、スイスおよびヨーロッパ地域でのガスタービン発電設備の市場開拓を強化していくとしている。
情報源 |
川崎重工業(株) ニュースリリース
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機関 | 川崎重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コージェネレーション | 発電効率 | 川崎重工業 | 天然ガス | 暖房 | スイス | 排熱 | ガスタービン | 蒸気 |
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