(株)NTTファシリティーズは、電気自動車用急速充電器[通信ネットワーク対応型]の新シリーズを2011年9月12日より販売すると発表した。電気自動車(EV)の市場は、今後の拡大が期待されており、EV普及を図るには充電設備を社会インフラとして整備することが重要となっている。今回販売開始する製品は、EV利用者や充電器設置者の利便性向上には欠かすことができない充電インフラネットワークサービスへの接続が可能である。また、10kW×5台(最大50kW)のユニット方式を採用しており、出力容量50kWタイプでは、EV搭載電池が空の状態から充電容量80%程度まで15分~30分で急速充電することができる。さらに、充電器設置に関わる初期導入コストを抑制するために低価格化(従来品50kWスタンドアローンタイプで40%の価格低減)を実現している。