栃木県は、平成23年度栃木県環境白書(環境の状況及び施策に関する報告書)を公表した。同書は、栃木県環境基本条例第8条の規定により、環境の状況と講じた施策の概要及び平成23年度において講じようとする施策について報告・公表するため、取りまとめているもの。概況は以下の通り。1)人づくり:エコ・チャレンジ・スクール支援事業の実施、こどもエコクラブや緑の少年団活動支援、指導者の育成、自然観察会など環境保全活動の機会、場の提供を行った。2)地球環境:再生可能エネルギー普及促進のための調査等の実施、とちぎカーボンオフセット制度の運用など、地球温暖化対策に取り組んだ。3)生活環境:総じて良好な状況と思料される。また、福島第一原子力発電所事故後に実施した空間放射線量率の測定結果は、3月15日に最大値を記録したが、その後減少傾向にある。4)自然環境:「生物多様性とちぎ戦略」の策定や、「とちぎの元気な森づくり県民税事業」等の取組による8,571haの間伐を実施した。同県では、概要版「とちぎの環境」を、普及啓発資料として広く県民や学校に配布するという。
情報源 |
栃木県 栃木県環境白書(環境の状況及び施策に関する報告書)
|
---|---|
機関 | 栃木県 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 地球温暖化 | 環境施策 | 環境白書 | 自然環境 | 生活環境 | 環境の状況 | 栃木県 | 栃木県環境基本条例 |
関連ニュース |