環境省は、平成23年9月17日(土)にスペイン・バルセロナで開催された、大規模出生コホート調査に関する国際作業グループの第一回会合の結果を公表した。現在、世界では、平成23年1月に始まった我が国の「子どもの健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)や、米国で予備調査が行われている「全米子ども調査」など、子どもの健康と環境との関連を解明するための大規模なコホート調査(人口集団を追跡する疫学調査)が実施されている。同会合は、こうした調査について国際的な連携を図っていくため、世界保健機関(WHO)と日米独の調査担当機関の呼びかけにより、開催されたもの。各国の調査のデータを結合して大規模な解析ができるよう、健康状況の把握の方法や化学物質の測定手法の共通化・標準化に向けて努力すべきとされ、今後の専門家会合で検討していくことが合意された。なお、第二回会合は10月25日に米国・ボルチモアで開催され、その後、12月上旬にドイツ、平成24年2月下旬に日本で会合が開催されるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 環境省 | 健康 | 世界保健機関 | WHO | 子ども | エコチル | 追跡調査 | 疫学調査 | コホート調査 |
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