環境省は、平成24年2月27~28日に北九州国際会議場(福岡県北九州市)で開催された、次世代の大規模出生コホート調査の協調に関する国際作業グループの第4回会合と、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)国際シンポジウムの結果を公表した。このうち、国際作業グループ(世界保健機関(WHO)主催)には、平成23年1月に始まった我が国のエコチル調査や、米国で予備調査が行われている「全米子ども調査」のほか、ドイツ、フランス、中国の出生コホート調査(人口集団を出生時から追跡する疫学調査)関係者が参加し、国際作業グループの活動に関する「原則の声明」に署名するとともに、国際的な連携、調査手法の共通化・標準化に向けての活動計画に合意した。また、エコチル調査国際シンポジウム(環境省主催)では、世界で進められている子どもの健康に関する大規模追跡調査について、各国の研究者から紹介するとともに、国際作業グループ会合の結果を報告し、エコチル調査の取組状況や今後への期待などに関し、パネルディスカッションを行った。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 エコチル調査 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 環境省 | 健康 | 世界保健機関 | WHO | 子ども | エコチル | 追跡調査 | 疫学調査 | コホート調査 |
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