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 NEDO、ウクライナとの排出量取引でGISプロジェクトを実施

発表日:2011.09.21


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ウクライナ環境投資庁(SEIA)との排出量取引の際に交わしたGIS(グリーン投資スキーム)に関する契約に基づき、以下のプロジェクトを実施すると発表した。1)地下鉄車両の近代化プロジェクト:地下鉄の既存車両に搭載されている駆動システムを、直流モーターから交流モーターへ変更することで、エネルギー使用量を削減する。2)地域集中暖房システムの効率化プロジェクト:地域集中暖房システムに、高効率の大型ヒートポンプを導入することで、化石燃料使用量を低減する。両プロジェクトでは、交流駆動システムや高効率な大型産業用ヒートポンプなど、日本の優れた省エネ技術の活用が期待され、温室効果ガスの排出削減を目指す。NEDOは今後も、2011年1月の日本及びウクライナの両首脳による「日本・ウクライナ・グローバル・パートナーシップに関する共同声明」に基づき、日本技術の活用が期待されるプロジェクト等をGISプロジェクトとしてSEIAと共に迅速に確定し、これを着実に実施していくことにより、気候変動問題に貢献していくとともに、日本からウクライナへの環境投資の拡大につなげていくという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | 気候変動 | 温室効果ガス | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 排出量取引 | グリーン投資スキーム | プロジェクト | ウクライナ | 暖房
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