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 NEDO、ウクライナとの排出量取引でGISプロジェクトを実施

発表日:2011.01.19


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ウクライナ環境投資庁(NEIA)との排出量取引の際に交わしたGIS(グリーン投資スキーム)に関する契約に基づき、以下のプロジェクトを実施すると発表した。1)ボイコバ炭坑水処理パイロット・プロジェクト:炭坑の炭坑廃水を無処理で河川に排出せず、逆浸透膜を活用した処理技術により飲料水化し、周辺地域に飲料水を供給する。2)社会的プロジェクト(公共施設断熱向上プロジェクト):ウクライナ国内の学校・病院等公共施設窓枠や壁の断熱性を向上し、温室効果ガスの削減を図る。これらは、両者が2009年3月18日に締結した3,000万トンの割当量(AAU)購入契約による初のプロジェクトで、日本の先端技術により、ウクライナにおける環境問題や水不足問題等の課題を解決し、社会的にも貢献することが期待されるという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 逆浸透膜 | 温室効果ガス | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 排出量取引 | グリーン投資スキーム | プロジェクト | 水処理 | ウクライナ | 断熱性
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