帝人グループは、2007年7月の「環境経営宣言」に基づく環境経営の一環として、環境保全の長期目標の設定と、「環境配慮設計」認定制度の新設を行った。環境保全については、宣言に際して定めた、「2020年度までにCO2の排出量を1990年度対比20%以上削減する」というCO2排出量の削減目標に加え、化学物質排出量の削減目標(2020年度までに1998年度対比80%以上削減)および非有効活用廃棄物発生量の削減目標(2020年度までに1998年度対比85%以上削減)を設定。また、「環境配慮設計」については、原料調達から生産・販売・使用・リサイクル・廃棄に至る製品ライフサイクル全体を通して環境負荷を低減するため、新たなガイドラインを制定し、環境の6つの側面(省エネ、省資源、安全性、環境保全性、情報の提供、製造段階における環境負荷低減)から評価・認定を行う「環境配慮設計」認定制度を新設した。
