環境省は、平成23年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)において、実証機関である特定非営利活動法人地中熱利用促進協会が実証対象技術3件を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。今回、実証対象技術として、(A)システム全体では、川田工業(株)富山本社における地中熱利用ヒートポンプ空調システム1件、(B)地中熱・下水等専用ヒートポンプでは、サンポット(株)の地中熱ヒートポンプユニット2件、の2つの実証単位合計3件が選定された。