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（株）ブリヂストン、太陽電池用接着フィルムの生産能力を増強
発表日：2008.04.18
（株）ブリヂストンは、太陽電池用接着封止膜として使用されるEVAフィルム（エチレン・ビニル・アセテート フィルム）の需要増加に対応するため、磐田工場（静岡県磐田市）のEVAフィルム生産能力を増強し、2010年後半から増産開始予定と発表した。これにより、昨年11月に発表した増産計画（2010年1月からの増産開始予定分）と合わせて、生産能力は現在の約2倍となり、月産約2,000トンのEVAフィルムが生産可能となる。近年、地球環境保全の観点からも太陽電池の需要が伸びており、太陽電池の接着封止膜に使用されるEVAフィルムの需要も急増している。EVAフィルムは、太陽光線を電気に変換するシリコン・セルを、加熱による分子結合（架橋）でガラス面に固定する接着剤として使用され、加熱することで無色透明となり、水や紫外線にも強いため、屋外で使用される太陽電池用接着封止膜には最適な素材と言われている。
