中部電力(株)は、西名古屋火力発電所構内にLNGコンバインドサイクル発電設備を建設すると発表した。今回の計画は、同発電所における既設の1~4号(合計出力119万kW)を廃止・撤去するとともに、廃止済みの旧5、6号も撤去し、新たに7号系列として、世界最高水準の高効率LNG焚きコンバインドサイクル発電設備(220万kW級)を建設するもので、2019年度(平成31年度)の営業運転開始を目指す。新たなLNGコンバインドサイクル発電設備では、燃料(天然ガス)を燃焼させ、その燃焼ガスの力でガスタービンを回転させるとともに、ガスタービンからの排熱も有効利用して高温高圧の蒸気を発生させ、蒸気タービンを回転させる。そしてガスタービンと蒸気タービンの駆動力を組合わせて発電機を回転させることにより、効率的な発電を行う。同社では、運転開始から約40年を経過した設備を高効率発電設備に更新することにより、同社の火力発電設備全体の熱効率を高め、二酸化炭素排出量や燃料使用量を削減できる見込みという。
情報源 |
中部電力(株) プレスリリース
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機関 | 中部電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コンバインドサイクル発電 | CO2 | 中部電力 | 天然ガス | LNG | 高効率 | ガスタービン | 名古屋 | 火力発電所 | 蒸気タービン |
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