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 (株)伊藤園、省エネ化をさらに推進した“ハイブリッドヒートポンプ式自動販売機”を新たに導入

発表日:2012.02.09


  (株)伊藤園は、従来のヒートポンプ式自動販売機よりさらに省エネ化を推進した“ハイブリッドヒートポンプ式自動販売機”を新たに採用し、2012年2月より導入を開始すると発表した。ヒートポンプ式自動販売機は、外気に放出される熱を、商品を加温する熱として利用する仕組みにより消費電力量を抑制できるもので、現在、約15万台ある同社の自動販売機の40%強(6万4,000台)が、同タイプの自動販売機になっている。同社が今回採用するハイブリッドヒートポンプ式自動販売機は、外気に放出される熱だけでなく、外気から取り込んだ熱も商品の加温に利用するというもの。また、冷却や加温の際に使用するコンプレッサーの稼働を効率化させるインバータを搭載しており、全体で、従来のヒートポンプ式自動販売機(2011年度製)よりもさらに約30%、消費電力量の抑制が可能という。同社では今後、ハイブリッドヒートポンプ式自動販売機の導入促進を図り、ヒートポンプ式自動販売機(ハイブリッド方式を含む)の台数を、2013年度には全台数の50%以上に拡大させる予定という。

情報源 (株)伊藤園 ニュースリリース
機関 (株)伊藤園
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | 省エネルギー | 消費電力 | ハイブリッド | 自動販売機 | インバータ | 熱利用 | 伊藤園 | 外気
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