福岡市は、情報配信機能を内蔵した電気自動車(EV)用充電スタンドの試行運用を開始すると発表した。同市では、平成23年度から(株)デンソー、九州電力(株)、九電テクノシステムズ(株)他と共同で、EV用充電スタンドを活用した情報配信サービスの実用化に向けた取組みを行っている。今回、情報通信機能を内蔵したEV用充電スタンドの試作品が完成したことから、同充電スタンドを市役所庁舎(中央区)など市内4箇所に設置し、情報配信を目的とした試行運用を開始する。同市では、官民共同の推進組織である「ふくおかeまちプロ~ぽいんちゃ~」を中心に、平成24年の夏頃までに、この情報配信サービスを市民が利用できるよう環境整備を進めることとしている。