(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、中国において、先進的自動車リサイクルシステムプロジェクトを開始すると発表した。中国では、非正規リサイクル業者によって多くの使用済み自動車(ELV)が処理されていると想定され、ELVに含まれる有害物質は不適切な処理が行われる傾向にある。同プロジェクトは、中国北京市で発生するELVを、中国での有価物の回収・再利用の状況に合わせて解体し、有害物質の適正処理化を図り、さらには高効率かつ経済的に処理するシステムを開発するもの。主な実施項目は、1)高リサイクル率の達成手法の開発、2)解体作業の効率化を図る作業ラインの開発、3)フロン等の有害物質処理モデルの検討、4)パーツリサイクルによる経済性の検討等、である。事業期間は2011年度から2012年度までで、NEDOの委託を受けた豊田通商(株)が実施する。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 豊田通商(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 自動車 | 豊田通商 | 中国 | フロン | 有害物質 | 適正処理 | ELV |
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