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 NEDO、中国北京市で自動車リサイクルシステムの研究開発・実証事業を開始

発表日:2012.08.31


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、中国北京市で、先進的自動車リサイクルシステムの研究開発・実証事業を開始すると発表した。中国では、急速な経済成長により自動車保有台数が増加し、今後使用済み自動車(ELV)の爆発的な増加が見込まれている。しかし、政府の環境基準を満たすELV解体業者はほとんどなく、ELV解体時に発生するフロンや廃液などによる環境問題が発生している。同事業は、中国でのリサイクルの実情に応じた解体を行う先進的自動車リサイクルシステムを研究開発・実証し、同技術の普及を促進するとともに、中国で急激に増加すると見込まれるELV処理の効率化と環境負荷低減を目指すもの。今回、同事業の開始にあたって、NEDOと中国国家発展改革委員会(NDRC)は、協力協定書(MOU)を締結。これにより、NDRCから事業期間中の全面的な協力および、事業期間終了後の同事業の成果普及に対する協力が得られるという。

情報源 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 自動車 | 実証 | 中国 | フロン | 研究開発 | 北京市 | ELV
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