(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、インドでメガソーラーの技術実証を実施すると発表した。これは、2012年4月30日、NEDOとインド財務省、新・再生可能エネルギー省(MNRE)及びデリー・ムンバイ産業大動脈開発公社(DMICDC)が、同国ラジャスタン州ニムラナ工業団地で大規模太陽光発電システムを利用した技術実証事業を行うことで合意し、覚書(MOU)を締結したことによるもの。インドでは、経済発展に伴い電力供給不足が顕著となっており、その電力需要は2030年には2005年の約3倍に増加すると予測されている。今回の事業では、同工業団地に6MWの太陽光発電システムを設置し、さらに太陽光発電システムと複数のディーゼル発電機とを連携したマイクログリッドシステムを構築し、工業団地に入居企業および電力系統に対してクリーンでかつ安定した電力を供給するシステムの技術実証を行う。これにより、我が国のマイクログリッド技術の有効性を実証し、同国での普及を目指す。NEDOでは、2013年度末までに設備を完成させ、2014年度上期中に実証運転によるデータの評価、検証を実施する予定。また、普及セミナー等を通じてインド国内、特にDMIC地域の工業団地に対して同技術の普及を目指していくという。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | メガソーラー | インド | マイクログリッド | 発電機 | 電力供給 | 技術実証 |
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