さくらインターネット(株)は、同社の石狩データセンター(北海道)で実地検証中の高電圧直流(HVDC)給電システムに太陽光発電を導入したと発表した。同社では、NTTデータ先端技術(株)、河村電器産業(株)、日商エレクトロニクス(株)との4社合同で、同社の石狩データセンターにコンテナ化したHVDC給電システム(HVDCコンテナ)を設置し、2011年11月から実地検証を進めてきた。同システムは、従来の交流(AC)方式より最大で2割程度の電力を削減できるのが特長である。今回、さらなる省エネ、低環境負荷を実現するために、コンテナ上部に太陽光パネルを設置し、2012年5月よりその親和性や効果を検証する。太陽光発電の電力は直流であるため、パワーコンディショナーで交流に変換するのが一般的な方式であるが、今回、太陽光発電とHVDCを併用することで、直流電源をデータセンターで直接利用することが可能となり、直流/交流の変換による電力損失を最小限に抑えることができるという。
情報源 |
さくらインターネット(株) プレスリリース
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機関 | さくらインターネット(株) NTTデータ先端技術(株) 河村電器産業(株) 日商エレクトロニクス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 省エネルギー | 環境負荷 | データセンター | コンテナ | さくらインターネット | HVDC | 高電圧直流 | 給電 |
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