鹿児島県は、「バイオマス高度利用推進事業」の事業主体を募集すると発表した(募集期間:平成24年6月1日(金)~7月2日(月))。国内では、震災の影響を受けた深刻な電力不足により、再生可能エネルギーへの期待が寄せられている。一方、鹿児島県内における家畜排せつ物などのバイオマスのエネルギー利用は、エネルギー回収の技術的な課題や、導入コスト・維持管理コストなどの課題により、鶏糞やさとうきびのバガスの燃焼発電など限定的な利用に留まっている状況である。そこで同県では、未利用となっている家畜排せつ物などの活用をはじめ、同県に適したバイオマスエネルギーの高度利用に向けた可能性を調査・研究するため、同事業を実施する。今回、募集対象となるのは、同事業を的確に実施できる能力を有する団体等で、県内に主たる事業所を有するもの。事業期間は、交付決定後から平成25年3月15日(金)まで。同県では、バイオマス高度利用研究会等で審査を行い、事業主体となり得る候補を選定するという。
情報源 |
鹿児島県 バイオマス利活用の推進
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機関 | 鹿児島県 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 再生可能エネルギー | バイオマス | サトウキビ | バガス | 鹿児島県 | 家畜排せつ物 | 燃焼発電 |
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