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 国土交通省、「気候変動等によるリスクを踏まえた総合的水資源マネジメント」について(中間とりまとめ)を公表

発表日:2008.05.22


  国土交通省は、「気候変動等によるリスクを踏まえた総合的水資源マネジメント」について(中間とりまとめ)を公表した。この報告は、「気候変動等によるリスクを踏まえた総合的な水資源管理のあり方研究会」がとりまとめたもの。同報告によると、我が国全体の水使用量はやや減少傾向にあり、水資源開発が進んだことも相まって、水需要と供給の乖離が縮小しつつあるという。一方、水資源の有効利用、水害や土砂災害への対策、安全でおいしい水への要請等の課題への対応が望まれており、さらに近年、地球温暖化に伴う気候変動により降水特性等が変化し、水資源への影響が懸念されていることから、需要側と供給側の両方からの「総合的水資源マネジメントの推進」が必要であると提言。その基本的視点として、(1)水資源の有効利用、(2)量と質の一体的マネジメント、(3) 危機管理の視点、(4) 気候変動による新たなリスクへの対応、を掲げた。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 水・土壌環境
キーワード 気候変動 | 国土交通省 | 水資源 | リスク | マネジメント
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