経済産業省は、ベトナム商工省との間で「化学物質管理の強化に関するベトナム商工省と経済産業省間の協力に関する覚書(MOC)」を締結したと発表した。この覚書は、アジアにおける化学物質管理の制度調和を目指す「アジアン・サステイナブル・ケミカル・セーフティー」構想の一部として、政策対話や技術協力を実施することにより、ベトナムにおける、科学的リスク評価に基づく効率的な化学物質管理制度の強化を目指すもの。今後、以下についての具体的な方法及び活動内容について検討を開始する。1)リスク評価・リスク管理に基づく化学物質管理を実現化するための実施計画の開発、2)化学品法の実施を支援するためのデータベースシステム、化学物質のリストの開発、3)化学品法の下でのガイダンスのような文書開発のための提言やガイドラインの提供、4)政府及び産業界のリスク評価・管理の能力を強化するためのトレーニングコースの提供、5)工場において有害化学物質を安全に管理するためのトレーニングコースの提供、等。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質管理 | 経済産業省 | ベトナム | 覚書 | リスク管理 | 技術協力 | リスク評価 | MOC | 政策対話 | 化学品法 |
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