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 パナソニック(株)、太陽光のみで二酸化炭素と水から有機物を植物並みの効率で生成する人工光合成システムを開発

発表日:2012.07.30


  パナソニック(株)は、太陽光のみで二酸化炭素(CO2)と水から有機物を植物並みの効率で生成する、人工光合成システムを開発したと発表した。今回開発したシステムは、太陽光を照射する光電極に窒化物半導体を使用し、有機物を生成する電極に金属触媒を使用することで、太陽エネルギー変換効率0.2%(主生成物:ギ酸)を実現したもの。この効率は、バイオマスで使用される植物と同程度であることから、同システムが植物に代わって、これまで不要なものとして排出されていたCO2を原料に、有用な有機物(化学原料、燃料など)を生成することが可能になるという。

情報源 パナソニック(株) プレスリリース
機関 パナソニック(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 電極 | パナソニック | 有機物 | 植物 | 太陽光 | 変換効率 | 太陽エネルギー | 人工光合成 | 金属触媒
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