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 東京ガス(株)、新築集合住宅向けバルコニー設置型「太陽熱利用ガス温水システム」を発売

発表日:2010.02.05


  東京ガス(株)は、集合住宅の各住戸のバルコニーの手すりで太陽熱を集め、給湯やお風呂のお湯張りに利用する「太陽熱利用ガス温水システム」を2010年2月22日に発売すると発表した。同システムは、同社が矢崎総業(株)、三協立山アルミ(株)、リンナイ(株)、(株)ガスターと共同開発したもの。太陽エネルギーを集熱パネルで熱媒に吸収し、その熱媒を集熱循環ポンプで循環させて貯湯タンク内の水を温め、集熱量が足りないときには、潜熱回収型高効率給湯器「エコジョーズ」で加熱する。また、集熱循環ポンプの駆動用に太陽電池を装備し、天気がよいときに自動的に太陽エネルギーを集める。同システムの利用により、標準的な3人家族の給湯使用量の約16%を太陽熱でまかなうことができ、「エコジョーズ」の効果と合わせると、従来給湯器と比べて年間のガス消費量及びCO2排出量の約29%(約270kg-CO2/年相当)を削減できるという。

情報源 東京ガス(株) プレスリリース
機関 東京ガス(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 太陽電池 | バルコニー | 東京ガス | 太陽熱 | 集合住宅 | 給湯器 | 太陽エネルギー | エコジョーズ
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