日本電気(株)(NEC)は、英国インペリアル大学とスマートシティー分野で共同研究を開始すると発表した。インペリアル大学は、英国最大の工科大学であり、スマートシティー分野の研究では産学協同プロジェクトをいち早く推進するなど、世界最先端の学術機関である。今回、両者は、水資源の有効活用をICTで実現するスマートウォーターマネジメントを研究するためのプロジェクトを立ち上げることで合意した。このプロジェクトは、NECのICT、クラウド/ビックデータ技術やセンシング技術・ノウハウと、インペリアル大学の優れたセンシングやモデリング技術など豊富な学術研究を組み合わせるもので、インペリアル大学の研究室にNECの研究者を派遣し、共同研究を推進する。両者は今後、水資源の有効活用と、エネルギー効率が高く環境に優しい水道インフラの実現を目指すという。