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 (株)NTTスマイルエナジー、節電量見える化と家電遠隔制御システムの節電効果を実証

発表日:2012.10.30


  (株)NTTスマイルエナジーは、節電量見える化と家電遠隔制御システムの節電効果を実証したと発表した。同社では、一般家庭を対象に、(株)グラモの提供する遠隔家電制御を用いて家電(エアコン)の一斉制御等をすることで夏のピーク電力を抑制するデマンドレスポンスのトライアルを、2012年7月2日より実施した。全5回のトライアルに260世帯が参加し、合計1,381kWhの節電に成功した。これは、1回の実施で平均276kWh(1世帯あたり1.06kWh)を節電したことになり、目標としていた1世帯あたり「1kWh」の削減を達成することができた。また、1世帯あたりの1時間あたりの平均削減量は0.353kWhとなり(1381kWh/260世帯/3時間=0.353kWh)、仮に関西地区全体の900万世帯で実施したとすると、1時間あたり318万kWhの削減効果がある。同社では、今回の実験結果を分析し、ユーザがより簡単に節電に協力できる方法や、節電の価値化を実現するために、他社との協業も視野に入れて来年度以降の事業化を目指すという。

情報源 (株)NTTスマイルエナジー プレスリリース
機関 (株)NTTスマイルエナジー (株)グラモ
分野 地球環境
キーワード 実証 | 家電 | 見える化 | 節電 | NTTスマイルエナジー | グラモ | 遠隔制御 | 価値化
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