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 中部電力(株)、阿多岐ダムと丹生川ダム直下に維持流量水力発電所を建設

発表日:2012.11.27


  中部電力(株)は、岐阜県が所有する阿多岐ダムと丹生川ダムの直下に、ダムの落差と放流水を利用した維持流量水力発電所を建設すると発表した。これは、2011年10月に、県が所有するダムにおける発電所建設の可能性について、岐阜県からの提案を受け検討を進めてきたもの。建設することとなったのは、1)阿多岐水力発電所:発電出力190kW、想定年間発電量約130万kWh(一般家庭約360世帯分の年間使用電力に相当)、年間CO2削減量約700t程度、2)丹生川水力発電所:発電出力350kW、想定年間発電量約210万kWh(一般家庭約580世帯分の年間使用電力に相当)、年間CO2削減量約1,100t程度。同社では今後、2015年度、2016年度の運転開始を目指し開発を進めるとともに、同県で建設中の内ヶ谷ダムについても検討を進めるという。また、再生可能エネルギーの中でも安定した発電電力量を期待できる一般水力や維持流量発電の継続的な開発に努めていくという。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
機関 中部電力(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 中部電力 | 水力発電 | ダム | 岐阜県 | 維持流量 | 阿多岐ダム | 丹生川ダム
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