環境省は、東日本大震災の被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(平成24年11月末現在)を公表した。岩手県、宮城県、福島県の沿岸市町村では、東日本大震災の地震や津波などの被害で発生した災害廃棄物が大量に発生した。今回の進捗情報によると、災害廃棄物1,802万トンのうち、605万トン(約34%)の処理を完了。10月末(538万トン(約30%))と比較すると67万トン(約4%)増加した。市町村別には、処理・処分割合が5割を超えている市町村は前月と変わらず、岩手県久慈市、宮城県仙台市、福島県いわき市では5割弱となっている。また、津波堆積物956万トンのうち、140万トン(約15%)の処理を完了し、10月末(107万トン(約11%))と比較すると33万トン増加した。さらに、広域処理を実施済み、実施中、又は受入量決定済みの事業は、1都11県53件となり、広域処理済量は約16万トンとなった。
情報源 |
環境省 被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(PDF)
環境省 被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(概要)(PDF) 環境省 災害廃棄物対策情報サイト |
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 廃棄物処理 | 環境省 | 沿岸 | 岩手県 | 福島県 | 宮城県 | 東日本大震災 | 災害廃棄物 | 津波堆積物 | 広域処理 |
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